楽天ふるさと納税の「楽天トラベルクーポン」は、寄付額の約30%が旅行代に使える便利な返礼品です。
ただし「宿泊代にしか使えない」「一度に複数枚使えない」といった制限があり、人によっては損に感じることも。
一方で、選べる宿が多く、有効期限3年、他の楽天クーポンと併用できるといったメリットも大きく、上手に使えばとてもお得です。
この記事では、デメリットとメリットを整理しながら、損をせずに活用する方法を解説します。
ふるさと納税トラベルクーポン返礼品とは?
楽天トラベルの場合
- 寄付&返礼品選択
国内の「ホテル・宿」単品予約が対象です。寄付した自治体が対象施設を持つ場合、楽天トラベルで使えるクーポンを返礼品として選べます。
楽天トラベルのクーポン利用方法が動画付きで詳しく説明があります。
👉クーポン利用方法を見てみる - クーポン受け取り~付与のタイミング
寄付の翌日頃に発行され、利用開始は翌々日から。23時以降の決済などでは最大3日後になる場合があります。 - 有効期限
寄付日の翌々日~3年間(予約・利用期間とも同じ)で、長期的に使える点が魅力です。 受け取り、使い方はこちらに詳しく説明があります。👉楽天トラベルクーポンの利用方法 - 予約時の適用
予約時にクーポンを使えますが、予約後でも「あとから適用」が可能です。あとから適用でクーポンを利用する場合、クーポンは宿泊日前日までに適用する必要があります。
楽天トラベルで使えるクーポン返礼品を見てみる → トラベルクーポンのある自治体
全国の楽天トラベルクーポン返礼品の取り扱い自治体を見てみる
ふるさと納税の楽天トラベルクーポンのデメリット、損と言われるのはなぜ?
還元率が一番高いわけではなく、宿泊料金にしか使えなかったり、一つの部屋に一枚しか使えないなどの理由から損だと思われることがあります。
❌ デメリット
- 還元率は他の商品より低め:30%還元が多い反面、自治体独自で30%以上の還元率のものを出す場合もあり、還元率だけで見ると中~上程度の水準です。還元率だけ見ると損なのではと思うこともあるかもしれません。
- 利用範囲が狭い:楽天トラベルでの宿泊代金にのみ使え、行き先での食事や土産には使えません(地域振興券とは異なる)。
- 1部屋につきクーポン1枚:一部屋の予約に2枚使いたくても使えません(複数部屋の予約なら部屋数分使えます)。
高還元の例としては、富士急ハイランドワンデイパス ペアチケットがありますが、 32,000円の寄付で12,000〜15,600円相当のチケットが返礼品でもらえます。還元率だけ見ると約38%〜49%とかなり高くなりますね。(使用できるのは発行月の翌月から6か月)
→富士急ハイランドペアチケット返礼品を楽天ふるさと納税で見てみる
上記のことから、30%と低い還元率のトラベルクーポンを申し込むのは損だデメリットだと思われるようです。
ふるさと納税トラベルクーポンを申し込むメリットは?
✔ メリット
還元率だけでは測れないお得ポイントがたくさん!
- 選択肢が豊富: 参加自治体数 609 宿泊施設数 29,583軒 (2025/8/1時点)
- 柔軟性が高い:対象施設の選択や差額支払いもオンラインで完結、予約後の適用もOK。
- 発行が早い:寄付日の翌々日には使える
- 有効期間が長い:3年間という猶予があるため、急な旅行予定がなくても安心。
- 他の楽天トラベルが提供するクーポンの併用ができる:ふるさと納税以外の楽天トラベルクーポンや宿クーポンと最大3種類併用可能です。もちろん「楽天ポイント」も貯まり、使えるので楽天会員だととてもお得に国内旅行が楽しめます。
「ふるさと納税まだできるけど、欲しいものないな…」
そんな状況なら、楽天トラベルクーポンを選んでおけば安心。リゾートホテル、ビジネスホテル、旅館どんなタイプの宿も網羅されているので、行き先だけ決めて寄付をし、3年の間に好きな時に旅行へ。
👇人気の仙台市もトラベルクーポンの使える施設がたくさんあります!
楽天ふるさと納税トラベルクーポンのまとめ
- ふるさと納税トラベルクーポンは、寄付額の約30%還元で旅行に使えるクーポンです。
- 楽天トラベルクーポンは、使える宿が多く柔軟性が高く、初心者でも使いやすい。
- 高還元を重視したい方は、JTBや自治体独自のクーポンなども検討に入れる。
すでに楽天会員で楽天カードを利用している場合、ふるさと納税楽天トラベルクーポンは使いやすいですね。
ポイントが貯められ、使えるのも魅力です。ふるさと納税でポイントをもらえるのは10月までなので、すぐに使わなくてもいいトラベルクーポンはおすすめです。
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